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映像制作部 作品紹介

『ONE OK ROCK 18祭~1000人の奇跡 We are~』 NHK総合(2017年1月期)

番組

ONE OK ROCK 18祭
~1000人の奇跡 We are~


2017年1月9日(月・祝)午後7時30分(75分) NHK総合

出演者:ONE OK ROCK ほか

 

 

CRAZY TV担当スタッフ

ディレクター:外山尚吾・齋藤勇太・島竹蔵斗・原田卓哉 ほか
記事担当:齋藤勇太


 

NHK総合で放送された「ONE OK ROCK 18祭~1000人の奇跡 We are~」。「18歳」の抱えている想いに触れようという企画です。若者に人気のバンド・ONE OK ROCKと、1000人の18歳による一度きりのステージを追いかけたドキュメンタリーでした。

 

主人公はワンオクではなく18歳たち。平凡な、どこにでもいつの時代にもいる、“ふつうの人びと”です。彼らは、お膳立てされた華やかさ、すべらない鉄板ネタ、常人離れのスーパーテクニック…そういう“オイシくってテレビ向き”な要素は持ち合わせていません。“ふつうの人びと”の姿を描くのは、ある意味スターを描くことより難しいです。

 

では、“ふつうの人びと”を描くことは無意味かというとそれは違います。「一人の人間にそれまでの人生で堆積したもの」、その中にずぶずぶ潜っていくと、何やら核心めいたものが澱(おり)のように沈んでいる。この澱を掬い上げるのがディレクターの仕事なわけですが、これがケッコー骨折れます。口下手だったり、触れ辛いヘビーな記憶だったり、時には当人すら気づいていない、無自覚な気持ちだったり。

 

相手の立場になるとわかりますが、ひょっこり現れた“ディレクター”なんてよくわからない他人に、心の奥に仕舞い込んだその澱を話す気になどならないですよね?じっくりと関係性を構築できる時間を作れるかというと、それも中々難しい。
ディレクターに出来ることと言えば、「相手に敬意を払うこと」ぐらい。少しでも心を開いてもらうにはどうすればいいか、どう言葉を選べば話したくないことを話してくれるか、話してくれたことを自分は理解しているのか…そうしてどうにか相手の澱を掬い上げられた時、“ふつうの人びと”の言葉は見ている人に迫るような気がします。スターのきれいな言葉より、その泥くさい言葉の方が強く心に響くことがあるのはそのせいではないかと思います。

 

 

(2017年1月期)

 

 

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出演者たちの荒ぶる魂が前面に出ている素晴らしい1枚ですよね!【HP担当者】